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土地売却時の確定申告を税理士に依頼!依頼の判断基準と必要な費用とは

公開日:2023/01/15  最終更新日:2022/11/25


土地を売却した場合、譲渡所得として課税対象となるため、確定申告をしなければなりません。忙しい人は税理士への依頼を検討することになるかもしれませんが、費用がどれくらいか気になる人も多いことでしょう。土地売却時の確定申告を税理士に依頼する場合の判断基準や必要な費用について解説するので、ぜひ参考にしてください。

確定申告を税理士に依頼したら費用はどれくらいかかる?

まずは土地売却時の確定申告を税理士に依頼した場合、どれくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。

依頼費用の相場

税理士事務所によって確定申告の費用はまちまちですが、10~20万円が一般的な相場となります。しかしながら、費用は不動産売却によって生じる譲渡所得によって金額が異なり、譲渡所得が1,000万円未満であれば5~6万円、3,000万円までであれば9~12万円といったように譲渡所得の金額が大きくなればなるほど、依頼費用も高くなります。依頼費用の主な内訳としては、確定申告で必要となる書類の作成費用、依頼時の交通費、書類のやり取りで発生する通信費、税務署へ確定申告を提出する際の経費などが含まれています。

追加費用が発生することもある

不動産の売却に適応できる減税制度が用意されていますが、確定申告時に特別控除を受ける手続きなどは、基本料金に加えて追加料金が必要となる可能性があります。追加費用に関しても税理士事務所によって異なりますが、たとえばマイホーム売却にともなう軽減税率を適用する場合は約1万円、3,000万円の特別控除は3万円といったように、数万円程度の追加費用が発生します。

確定申告の依頼はそもそも必要なの?判断基準とは

確定申告を税理士に依頼すると費用がかかってしまいますが、そもそも必ず税理士に依頼しなければならないのかどうか疑問に思う人も多いことでしょう。土地売却における確定申告は売却件数があまりに多い場合や複雑な手続きが必要な場合を除けば、自力で確定申告を行うことも可能です。

分からない点があれば国税庁や税務署に相談できる窓口があるうえ、インターネットでも手軽に確定申告の方法を調べられます。それでも確定申告を依頼したほうがよいかどうか迷った場合は以下の点を参考にしてください。

確定申告の流れ

確定申告はその年の1月から12月までの所得が対象となり、翌年の3月までに税務署に提出しなければなりません。確定申告の大体の流れとしては、まず譲渡所得の計算をして提出用の種類やフォーマットを入手します。書類を準備して確定申告書を作成し、税務署に提出するといった流れになります。

税理士に依頼したほうがよいケース

確定申告の流れだけ見ると簡単なように感じる人も多いかもしれませんが、期限も決まっているため忙しい人にとっては確定申告をする時間がないという人もいることでしょう。忙しい人や確定申告に時間をかけたくないという人は、税理士に依頼することをおすすめします。また細かい計算や記載ミスがある場合はやり直しをする必要があるため、間違いが不安な人も税理士に依頼すれば正確に確定申告を行ってくれるため安心です。

土地売却の確定申告の依頼費用を抑えるには

土地売却における確定申告の依頼費用は決して安い金額ではないため、できる限り抑えたいと考える人も多いことでしょう。依頼費用を抑えるためのポイントを以下のとおり紹介します。

相見積もりをとる

確定申告の依頼費用を抑えるポイントとして挙げられるのが、見積もりを複数の税理士に依頼して相見積もりを取ることです。費用は前述のとおりに税理士事務所によってまちまちなので、複数の見積もりから比較することが重要です。しかしながら同じ金額でも対応してくれる内容に差があると比較ができないため、依頼内容を明確にしたうえで見積もりをもらいましょう。また依頼費用の内訳が把握できるような見積もりを提示してもらうことで、ほかの税理士事務所との比較がしやすくなります。

自力な作業を削減する

確定申告における作業をすべて税理士に任せる必要はありません。依頼費用を抑えたい場合は自力でできる作業を依頼内容から外すことも検討しましょう。書類の整理や作成業務で簡単な部分は自分で行うなどの工夫をすれば、費用を削減できます。また、税理士の交通費や郵送費も自分で事務所に訪問するなどして削減することが可能です。税理士事務所に相談しながら、依頼する内容と自分でできる作業を見極めましょう。

まとめ

今回は、土地売却時の確定申告を税理士に依頼する判断基準や、費用の相場について解説しました。依頼費用の相場としては10~20万円ですが、譲渡所得や税理士事務所によって異なり、追加費用が発生する場合もあります。税理士に確定申告を依頼する判断基準は、労力や手間をかけられるかどうかがポイントとなります。また、確定申告では細かい計算や記載ミスがあるとやり直しをしなければならないため、ミスが不安な人も税理士に依頼することをおすすめします。税理士に依頼したいけれど費用面が気になるという人は相見積もりをとり、自分でできる作業を削減するといった工夫で費用を抑えられます。

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