高く売れる不動産物件の特徴
新潟市で自分が所有している不動産物件の売却を検討している場合、少しでも高く売りたいと考える人が多いのではないでしょうか。しかし、実際のところどういう物件が高く売れるのかわからないために、売却まで踏み切れないという人も少なくありません。そこで、高く売れる不動産物件にはどのような特徴があるのか詳しくみていきましょう。
立地条件や周辺環境に恵まれている
新潟市だけに限らず、どこでも立地条件がよいというのは高く売れる物件の特徴になります。そしてとくに重視されるポイントは駅が近くにあるということです。中古物件を売却する際は、とりわけこの駅に近いという利便性が重要視されます。
最寄り駅から徒歩10分以内というのが一つの目安です。駅から徒歩9分と11分では、その差はわずか2分ほどですが、チラシや広告を見たときの印象は大きく異なってきます。とくに中古不動産を希望する人達は、単身者やシニア層、それから夫婦2人暮らしなどが多いため、少しでも駅に近い物件を求める傾向が強いです。加えてどれくらいの路線数があるのか、急行や快速電車は停車するのか、といった点も価格に反映されます。また、周辺に巨大ショッピングセンターがあったり、病院や市役所、郵便局といった生活上必要不可欠な施設が揃っていたりする地域も人気です。そのため値段が高くなります。
緑が多くて閑静な住宅街にあるという点も高く売れる物件の特徴の1つです。こうした物件は子育て世代の若い夫婦に人気があります。もちろん当たり前の話ですが、高級住宅街の物件も高値がつくことが多いでしょう。こういう場所を好む人達は比較的裕福で、交通手段として車を利用することも多いため、駅から多少離れていても問題ありません。
このように生活していくのに便利な場所、快適な場所にある不動産は中古であっても高く売れる傾向があるということがよくわかります。
築年数が10年以内の不動産物件である
築年数も高く売れる条件の1つに含まれています。当然ながら新しければ新しいほど価格は高くなるでしょう。なぜなら中古マンションや一軒家の購入を検討しているほとんどの人が築年数10年以内で検索していることが多いからです。また、不動産価値としても新品購入時の70~80%を維持しているので、買い手としてはお得なイメージを持つことができます。
築10年以下であれば、建物や内装、そして設備にも古さを感じることも少なく、まだそれほど傷んでいないので、欲しがる人はたくさんいるのです。つまり築10年以内の物件は需要が高いですが、逆にそれを過ぎてしまうと一気に需要もなくなるということなので、注意しましょう。
実際に家やマンションも築10年を超えてくると資産価値がガクッと落ち、次第にいろいろな所に問題が出始めてくるため、メンテナンスが必要となります。一軒家の場合だと、外壁や屋根の塗装が剥がれてくるので塗り直さなければならず、キッチンやトイレ、お風呂などの水回り設備での水漏れや錆びといったトラブルの発生に対しても修理や交換しなければなりません。
築年数が経ったものを購入してしまうと、メンテナンス費用としてリフォーム代がかさむことについては買い手側もよく知っています。そのため、メンテナンスの必要がない10年以内のものを求める傾向があるのです。自分が所有する不動産をなるべく高値で売却したいのであれば、10年以内の決断をおすすめします。
一般的な間取りで、日当たりや風通しがよい
新潟市で不動産を高値で売却できる条件としては、間取りが一般的であるという点も挙げられます。とくに好まれるのが平凡な間取りです。どこにでもよくある間取りであれば、どんな家族構成であっても間取りに左右されることなく暮らせます。
最近はデザイナーズマンションなど、個性的な間取りを売りにしている物件も見受けられるのですが、こうしたものは一般的には受けがよくないため、あまり高値で売ることができません。また、ある程度の広さがあれば、間取りはあとで間仕切りを入れたりしていくらでも変えることが可能です。よほど独特な間取りでない限り、安く買い叩かれるということはないでしょう。
他にも日当たりや風通しのよさというのも高値で売れる条件の1つとして挙げられます。なぜなら、この日当たりのよさを不動産探しの際の検索条件に入れている人がかなり多いからです。いくら駅から近くても、日光がほとんど当たらず一日中家の中がジメジメしていたら気分もよくありません。そのため日当たりのよい、とくに南向きの物件は人気があり、多少築年数が古くても買い手がつきやすいです。さらに角地であれば、日当たり以外にも風通しのよさもプラスされるので、資産価値はより高まるでしょう。
ただこうした日当たりや風通しは、周囲の条件に大きく左右されるため、近隣で大規模なマンションが建つ予定等がないかということも調べておく必要があります。
新潟市で高く売れる不動産の特徴は立地条件に恵まれているものです。駅から近かったり、生活していく上で必要不可欠な施設が近くにあったりすると人気があります。また、築年数10年以内ならデザインの古さも気にならず、リフォームの必要もないために需要が高いです。間取りが一般的で日当たりや風通しがよい物件も好まれるため高値で売れる傾向があります。
