不動産売却を依頼する不動産会社の選び方
新潟市で不動産を売却するとき、どの会社へ依頼すればよいか迷うものです。とくに初めてだといろいろわからないことだらけで不安ですし、どの業者なら安心して任せられるかわかりにくいでしょう。ここでは売却の際の業者の選び方や注意したいことなどを紹介していきます。信頼できる会社を選ぶ方法や損をしないための情報が得られます。
売却を成功させるには不動産会社選びが重要
新潟市で不動産売却を失敗しないためには基本的な流れを知ることが必要です。所有している住宅やマンション、土地を売るときに一番大事なのが業者選びです。売り出し価格の設定、買い手を探すための内覧の準備と購入価格の交渉、契約書の準備など、やるべきことがたくさんあります。業者ではこれらをすべてサポートしてくれますが、進めてくれる担当者の力によって速さや精度なども違ってくるため、苦手なところを補いつつ希望を実現してくれるところを選ぶ必要があります。
一般的には売り出してから売れるまでに約6カ月かかるといわれており、売れやすいものと売れにくいものがあります。そのため、売却を完了したい時期から逆算して行動を始めましょう。会社の規模が大きく有名なら売る力もあるのではと感じますが、有名だからといって売る力があるとは限りません。小規模でもメリットがあり、一概に売却力には差はないといえそうです。実は業者で取り扱う情報にはさほど差がありません。業界では不動産流通標準情報システムが利用されているため、物件情報は広く流通してどこでも見られるものは同じです。
ここで注目したいのは業者が提供するサービス内容です。魅力的に宣伝して購入希望者を多く集めるサービスから、売れなかったときの保証など、いろいろ提供しているようです。希望にあったサービスを提供しているところへ依頼したほうが満足度も高くなるでしょう。公式サイトなどでも内容についての詳細を紹介しているので利用したいものです。
会社の専門性や実績、囲い込みなども確認
新潟市を含む不動産売却は専門性が高いのでそれを得意としているところへ依頼するのがおすすめです。賃貸が専門でも売却や管理も行っていますが、売却専門の方が実績豊富でノウハウや知識を持っているのでスムーズに進められます。売りたい不動産と同じタイプの販売実績があるか確認しておくとよいでしょう。業者には、土地や中古住宅の売買など、得意分野が決まっていて、売りたいものと同じものが得意ならノウハウなどを多く持ち、顧客をすでに抱えていることがあります。
注意したいのが囲い込みで、これは業者が物件を囲い込んで両手仲介を狙うことです。業者は1社で売買どちらも契約を取ることができ、売主と買主から仲介手数料をもらえます。囲い込みになると他社から高額で購入依頼があっても断ってしまいます。1社だけで買主を探すため、成約するまでに時間がかかり売る側は事情を知らないままずっと売れないこともあり得るのです。
1社で両方の希望を叶えることは難しいですが、片手仲介なら売主、買主どちらにも利点が多く、業者も顧客の利益になるように努力してくれます。このように囲い込みだと不利益になることがあるので、できればその業者は避けましょう。これを防ぐため、媒介契約を結ぶ前に囲い込みをしないか担当者へ確認したほうがよさそうです。業者は売主に報告する義務があるので遠慮はいりません。
信頼できる営業マンがいるかも大事
新潟市で不動産の売却を成功させるには信頼できる営業マンが担当してくれるかも重要で、知識や交渉力で取引条件が変わります。売るときには経験だけでなく専門知識が必要です。宅建士の資格を持っていれば不動産取引の専門家として知識を持っている証となります。また、資格があっても実務ができず、売主の状況にあったアドバイスができないこともあるため、これまで行ってきた実績が豊富な人を選んだほうがいいでしょう。
とくに初めてだと売るときにはさまざまな疑問や不安が出るので、担当者が親身になってそれに応えてくれるかは大事な点です。人として信頼できるかを相談してみて確認しましょう。信頼できる業者が見つかったら媒介契約を結びますが、これには専属専任、専任、一般の3種類があります。1社の業者だけに仲介を依頼する専属専任と専任しかない場合、注意が必要です。この2つは他の業者に重複して依頼することが禁止されているため、売主側は他によい業者が見つかっても契約ができません。
売却では業者に査定をしてもらいますが、業者により査定額がかなり違ってきます。これは基準や得意エリア、潜在的な買い手となる見込み客の有無が異なるためです。1社だけの査定だとその金額が妥当かどうか不確かなので、複数社を比べ、いくらが相場かを把握すれば正しい売却額がわかります。
新潟市での不動産業者の選び方のポイントは、売却力があるか、信頼できる担当者がいるかという点です。初めての売却でどの業者へ相談するか悩んだときには、まずはこの2つを確認してみましょう。こちらの要望や条件などを伝えてみて、それに応じてくれるところを選んでください。
