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成功を左右する!不動産売却を行う際の不動産会社選びの注意点

公開日:2021/05/15  最終更新日:2021/03/30

初めて不動産の売却は不安がつきものですね。経験しないままの方もいますし、困ったらどの業者に相談すればいいかもわかりません。不動産売却は信頼できる業者選びをすることで安心して取引ができます。本記事では、不動産売却を行う際の不動産会社選びの注意点をご紹介します。

不動産売却の基礎知識

不動産の売却経験のある方は少なく、ほとんどの方が初めてではないでしょうか。基本的な不動産売却の流れをご紹介します。

不動産売却の流れ

不動産会社に査定依頼
・相場を調べる
・不動産会社を選び、契約締結
・不動産を売り出す
・売却交渉、契約、引き渡し

一般的に売り出してから売却が完了するまで6か月かかるといわれています。売れやすい、売れにくい物件があるので差はあり、すべての物件がそうだとは限りません。

不動産売却の成功は不動産会社選びにかかっている

・売り出し価格の設定
・買い手を探す
・内覧の準備
・購入価格の交渉
・契約書の準備等

個人のマンションや戸建てを売り出すときに売り出し価格の設定から契約書の準備まで自分で行うのは大変です。不動産会社にお任せすることですべてをサポートしてくれます。実際に担当する業者の力量でスピードなどが左右されます。サポート力の高い業者を選ぶことが重要です。

不動産売却を行う際の不動産会社選びの注意点

不動産売却をする際の不動産会社選びの注意点をご紹介します。業者を選ぶ際の参考にしてください。

仲介手数料は業者により違う

仲介手数料は不動産売却を依頼して成立したら業者に支払うものです。手数料の上限は法律で決められていますが、業者により金額が違います。支払うお金なので安いほうがいいと思いがちですが、安くても何もサポートしてくれない業者よりも少し高くてもサポートをしてくれた業者の方がよい会社です。どんなサポートをしてくれるか、仲介料はいくらなのかは事前に確認できるので確認し、何社かと比較してみるといいでしょう。

専任媒介契約しか提案しない

信頼できる不動産業者が見つかったら媒介契約を結びます。媒介契約には種類があります。

・専属専任媒介契約
・専任媒介契約
・一般媒介契約

媒介契約はこの3つに分けられますが、その中でも専属専任媒介契約、専任媒介契約は1社の不動産のみに仲介を任せるというものです。この契約をしてしまうと他の業者に重複してお願いできなくなります。もしも、他によい業者を見つけても契約ができなくなります。専属専任媒介契約、専任媒介契約しか提案しない業者は注意です。複数の不動産会社に仲介を依頼したいという方は一般媒介契約にしましょう。

不動産会社は2社以上で比較する

不動産会社はすぐに決めてしまわずに2社以上を比較するのをおすすめします。査定結果の相場の比較や信頼できる担当者かどうかの見極めもできます。比較することで相場を理解し、業者ごと査定の基準や得意エリアなども見えてきます。また、1社だけの査定だと査定額の信憑性も低いので複数とることで査定価格の金額の相場も知ることができます。

不動産売却を行う際の不動産会社選びのポイント

不動産売却を行う際にどのポイントを重視して選べばいいのか、不動産会社選びのポイントをご紹介します。

会社の規模が大きくても売却力があるわけではない

初めての不動産売却の際に注意したいのが、会社の規模が大きい、大手の会社を選べば間違いなしと考えている方が多いことです。大手でも、小手の不動産にもそれぞれメリットがあります。大手じゃないから売却力がないというのは違います。業者によって取り扱う不動産情報に差がなく、どの業者でも見られる物件情報は同じです。売却力を重点的に見るのではなく、業者の提供しているサービス内容を見ましょう。購入者を集めるサービスや売れないときの保証などさまざまなサービスがあります。あなたが売却する際にニーズに沿ったサービスを提供している業者なら満足した依頼ができそうですね。

売却を専門にしている業者を選ぼう

・売却業
・賃貸業
・管理業

専門にしている業務があります。不動産の売却が目的なら売却を専門にしている業者に依頼したほうがいいです。専門業者の方が実績も高く、ノウハウなどの専門知識もあり、スムーズな売却ができます。業者の専門分野を調べるのなら会社のホームページに記載されています。

囲い込みをしないか確認

『囲い込み』とは不動産業者が物件を囲い込んで両手仲介を狙うことです。動産業者は売買どちらの契約も取れば売主、買主両方から仲介手数料をもらえます。囲い込みを受けると他社から高値で購入依頼があっても断ります。1社だけで買主をさがすので時間がかかります。囲い込みをしないかの確認は直接聞くことです。業者は売主に報告する義務があるので遠慮なく確認してOKです。

信頼できる営業マンがいるか

売却には専門的な知識や売却仲介経験も必要です。会社の規模が小さくても信頼できる営業がいると売却もスムーズに行えます。宅建士の資格を持っている、売却仲介経験が長い、親身に相談や疑問を聞いてくれる、こういった営業マンがいるかどうかは会社選びの大事なポイントです。

 

不動産売却を行う際の不動産会社選びの注意点をご紹介しました。不動産会社だけじゃなく、働く営業マンの力量や人柄、資格の有無も大事になりますね。初めての不動産売却の場合には複数の会社を比較するのがおすすめです。比較の際に質問や相談をしてみて人柄もチェックしましょう。

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